70歳まで働き続けるために

アリスの谷村新司さんが神戸新聞の夕刊「随想」にコラムを書いておられました。
55歳の時に病気になられて「生き方をリセットしたい」と思われ一旦活動を停止されたそうです。

サラリーマンは毎日の仕事がありなかなか活動を休止するわけにはいきませんが、50歳近くの私には「生き方をリセット」の言葉ば胸に突き刺さりました。「人生」をリセットすることはできないけど「生きたか」はリセットできるんだ。

平成25年4月1日に高年齢者雇用安定法が改正されました

会社は本人が希望すれば、65歳の年金受給まで雇用しなければならない制度です。
そのために中高年の人件費がかさむため様々な賃金抑制策を講じることになります。

なかでも代表的な制度が「役職定年制」ではないでしょうか?
私も人事担当者として「役職定年制」の制度を導入しました。
単純に言うと、一定年齢になったら役職を解かれ平社員になり、賃金も下がる制度です。
55歳からは昇給もなく、「昨日の部下が明日の上司」が当たり前の時代となりました。

現に私も年上の部下がいます。
役職定年を迎えた方を見ていて。「働き方だけではなく、生き方も変える必要があるな」と
強く感じました。
65歳までの長い職業生活をモチベーションを保って働き続けるために、自ら様々な努力をして行きたいと思います。